お知らせ
2024.02.27
【お願い】臨床研究にご参加をお願いいたします
2024年3月1日より、当センターにて以下の通り臨床研究を開始いたしますので、ご参加の程よろしくお願い申し上げます。
■主任研究施設
東京大学糖尿病・代謝内科
■研究の目的
この研究全体の目的は、糖尿病や肥満症の原因遺伝子を調べることです。「遺伝子」とは、人間の身体をつくる設計図にあたるものです。
2型糖尿病や肥満症は、たくさんの遺伝子の個人差の組み合わせによる体質(多因子遺伝)と生活習慣などの環境が複雑にからみあって
発症します。
今回の研究では、2型糖尿病や肥満症に関係する遺伝子を研究することにより、「個々人の病気のなりやすさ」の予測や「個々人に合う
治療」の提案ができるようになることを目指しています。
虎の門病院および虎の門病院付属健康管理センターは、上記主任研究施設と協力して「遺伝子・検査データと2型糖尿病の発症の関係を
検討する研究」を行います。
■お願いすること
・人間ドック当日あるいは外来受診の際に受ける血液検査のうち、余り(約2ml)の血液をわけてください(個人が特定できないように
して、血液から2型糖尿病の発症に関係する遺伝子を調べます)。
・カルテなどから得られる情報を使わせてください(個人が特定できないように加工します)。
・詳しくは人間ドック当日あるいは外来受診の際に、研究スタッフが説明します。参加くださる方は同意書にご署名をお願いします。
■研究から得られること
この研究は、参加された方に、今すぐお役立ちできるものではありません。しかし、この研究の成果が、新しい糖尿病の予防法や治療法に
つながれば、将来的に参加された方の利益になると考えています。全体の研究成果が公開された時点で、ご希望の方にはご自身の結果を
お返しします。
■当研究についてのご質問等のお問い合わせ窓口
虎の門病院付属健康管理センター 統括センター長 本田 律子
TEL:03-3588-1111(大代表)
虎の門病院
虎の門病院付属健康管理センター
研究責任者
院長 門脇 孝