理念・特徴

理念・特徴

<健康で充実した日々を過ごしていただくために>
?疾病の予防と早期発見につとめ、受診者の健康増進、Quality Of Life の向上を図る?

基本方針

  1. 受診者の方に安心して医療サービスを受けていただくために、病院職員及び関係者が一丸となり、受診者の方の立場に立って努力いたします。
  2. 虎の門病院の全機能を結集して、各専門分野のスタッフにより検査・診断を行います。
  3. 最新・最良の医療サービスを提供するために、医の倫理を重んじ、日々自己研鑽いたします。
  4. 受診者の方の知る権利・自己決定権を尊重するために、充分な医療情報の提供を行います。
  5. 受診者の方のアフターケアの充実に努力いたします。
  6. 地域の人々の医療ニーズに応えるために、地域の基幹病院としての役割を認識し、他の医療・保健機関との連携をはかります。

特徴

虎の門病院と一体化した運営を行い、各専門分野のスタッフによる検査・診断を行います。

実績

2022年度実績:日帰りドック19,131人

ごあいさつ

虎の門病院付属健康管理センター・画像診断センターは、溜池山王駅から直結した赤坂インターシティAIR5階に位置しております。人間ドックを日帰りでご受診いただけるほか、特徴あるオプション検査も各種ご用意しております。私どもの施設では開設当初より、専門医、その他専門スタッフによる最新の検査を盛り込んだ健診内容で皆様の健康をお守りして参りました。今後も当施設の理念をモットーとして、虎の門病院との一体化による質の高い充実した健診内容と治療の提供、および予防医学への貢献を目指していきます。
なかでも特に次の3点に力を入れてまいりたいと考えております。

統括センター長本田 律子

健康管理センター長荒木 昭博

検査・診断の充実

虎の門病院の中でも経験・技量ともに優れた専門スタッフによる検査・診断を行っております。さらに、PET/CT、MRI、80列CTなど最新の診断機器が導入されています。

受診者対応の充実

日帰りドック後に結果が判明している項目について行う当日結果説明と健診結果到着後の説明外来を設けています。専門医受診が望ましい結果については、虎の門病院各専門外来にご紹介します。生活習慣病等では、管理栄養士による栄養相談も受けられます。

受診者対応の充実

気持ちよくご受診いただけるようスタッフ一同、研鑽に努めております。お待たせしないために、スムーズな流れとなるようご案内を心がけます。ドックを通して皆様の健康を応援したいという志のもと、お越しをお待ちしております。

受診者の方の権利

『患者の権利に関するWMAリスボン宣言(世界医師会)』の精神のもとに受診者の方の権利を十分守り最良の医療を提供します。

  • 1.良質の医療を受ける権利

    良質かつ適切な医療を受ける権利があります。

  • 2.選択の自由の権利

    医療を自由に選択し変更する権利、また、いかなる治療段階においても他院の医師の意見(セカンドオピニオン)を求める権利があります。

  • 3.自己決定の権利

    自分自身に関わる自由な決定を行うための自己決定の権利があります。医学研究・医学教育に参加することを拒否する権利があります。

  • 4.意識のない受診者の方

    受診者の方が意識不明の場合、法律上の権限を有する代理人からインフォームドコンセントを得たうえで
    治療を受ける権利があります。代理人がおらず緊急性を要する場合には、受診者の方の同意があるものと推定して治療を受ける権利があります。

  • 5.意法的無能力の受診者の方

    受診者の方が未成年あるいは法的無能力者の場合、法律上の権限を有する代理人の同意が必要ですが、受診者の方の能力が許す限り、その意思決定に関与する権利があります。また、法的無能力の受診者の方が合理的な判断をし得る場合、代理人への情報開示を禁止する権利があります。

  • 6.受診者の方の意思に反する処置

    受診者の方の意思に反する検査や治療は、特別に法律が認めるか、医の倫理の諸原則に合致した場合にのみ例外的に行われます。

  • 7.情報に対する権利

    医療上の記録に含まれる自己の情報を知る権利、医学的事実を含む健康状態に関する説明を受ける権利があります。例外的にその情報が受診者の方の自身の生命・健康に危険をもたらす恐れがある場合は除きます。また、必要があれば自分に代わって情報を受ける人を選択する権利があります。

  • 8.守秘義務に対する権利。

    受診者の方の健康状態・症状・診断・予後および治療について個人を特定しうるあらゆる情報、ならびにその他の個人の全ての情報は、死後を含めて守られます。また、個人を特定しうるあらゆるデータおよび細胞・組織・臓器などは保護され、適切に保管されます

  • 9.健康教育を受ける権利

    健康的なライフスタイルのための教育や、疾病の予防・早期発見についての教育を受ける権利があります。

  • 10.尊厳に対する権利

    尊厳が守られる権利、苦痛を緩和される権利、人間的な終末期ケアを受ける権利があります。受診者の方の尊厳とプライバシーが守られることは、医療と医学教育の場において常に尊重されます。

  • 11.宗教的支援に対する権利

    信仰する宗教の精神的・道徳的慰問を受けるか受けないかを決める権利があります。

受診者の方へのお願い

医療従事者が皆様とより良い人間関係を築けるようご協力をお願いします。

  1. 自分自身の健康・生命を守る最高の担い手は受診者の方自身です。その受診者の方と共に私たちは医療を進めていることをご理解ください。
  2. 自分自身の健康に関する情報はできる限り正確にお伝えください。
  3. 医療従事者の説明が良く理解できない場合は納得できるまでお尋ねください。どうしても納得できない場合は他の病院・他の医師に意見を求めることをお勧めします。
  4. 医療の安全性を保ち、他の受診者の方の安静・安全及び職員の安全を損なわないように定められた規則・法令をお守りください。
  5. 医療の安全性を高めるための努力を最大限に行っていますが、あらゆる医療行為は本質的に不確実であり様々な危険を伴います。意図せざる結果が生じる可能性をご理解ください。
  6. 受診者の方本位の医療の実現のため過剰な投薬や治療期間終了後の不必要な入院等を避けることにご協力いただくと共に医療の現状をご理解ください。